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t-s-porta’s diary

サイキックリーダーが本職だが、占星術もお家の風水も美容も健康もと探究心が止まる所を知らない相咲 杏光のお仕事から日常までを幅広く書くブログです。

新訳童話4〜もしも主人公が〇〇座だったら〜

t-s-porta.hateblo.jp

 

 

ミッドナイトにこんばんは(´・Д・)」

 

さて、童話シリーズ4回目を迎えます。

ちょっとずつ小慣れてきた(笑)

 

今回は蟹座ちゃん

 

ではでは、偏見と妄想のファンタジーへGO☆

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第4回   蟹座の鶴の恩返し

 

昔々、ある所におじいさんとおばあさんが住んでおりました。

 

寒い冬、ある雪の日に、おじいさんは町へ薪を売りに行きました。

 

 

暫くすると、罠にかかって動けない一羽の鶴がおりました。

痛いのでしょう。切なそうに鳴いています。

 

哀れに思ったおじいさんは、鶴を罠から逃がしてあげることにしました。

 

しかし、鶴は警戒心剥き出しでおじいさんが一歩近付く毎に一歩後退ります。

中々近寄らせて貰えません。

 

おじいさんはこうなったら意地でも助けてやろうと思い、根気強く語りかけました。

 

『わしは味方だから。お前を殺そうなんて思ってないから。

ちょーっとその罠を取るだけじゃから』

 

1時間程でしょうか。

漸く鶴は警戒を解き罠にかかった脚を見せてくれました。

 

罠を解いている最中も鶴は鋭い嘴でおじいさんの首元を狙っています。

 

『どうだ!取れたぞ』

 

おじいさんがにこやかにそう言うと鶴は一声鳴いて飛び立って行きました。

 

 

おじいさんが家に着く頃には雪は一層激しく降り積もってまいりました。

 

するとトントンと扉を叩く音がしました。

 

こんな雪の日に一体どうしたものか。

とおじいさんがゆっくりと扉を開けました。

 

すると、そこには美しい娘が立っておりました。

 

おじいさんが驚いていると、娘は言いました。

 

 

「夜分に申し訳ありません。

親と死に別れ、会った事もない親類を頼って行く途中でございましたが、

道に迷ってしまいました。。ご迷惑かとは存じますが、一晩泊めては頂けませんでしょうか?」

 

何とも礼儀正しく淑やかに娘は言いました。

10人に挨拶したら10人が好印象を持つような愛嬌も感じられます。

 

 

夫婦はそんな好印象な娘を快く家に入れてやりました。

 

娘は名をお蟹といいました。

 

 

次の日も、また次の日も雪はなかなか止みません。

 

お蟹は身動きが取れず老夫婦の家に留まっておりました。

 

その間、お蟹は甲斐甲斐しく夫婦の世話をしておりました。

 

おじいさんとおばあさんは再び子供が出来たような感覚になりとても喜びました。

 

 

そんなある日、お蟹はこう言いました。

 

「おじいさん、おばあさん。

私をあなた方の娘にしては下さいませんか?

顔も知らない親戚の家に初めて行って、よく知りもしない人達と馴染めるかも分からないのにずっと暮らすなんて私には堪えられません」

 

聞くとお蟹大層な人見知りだというのです。

慣れるのに半年はかかる上に、慣れたとしても相性が悪ければ病的な迄に病むというのです。

 

老夫婦はそれならばと喜んでお蟹を受け入れました。

 

その後、3人は仲良く暮らしました。

 

ある日お蟹が言いました。

 

「布を織りたいので、糸を買ってきて下さいませんか?」

 

おじいさんが糸を買って来るとお蟹は、

「絶対に中を覗かないで下さいね」

 

と、夫婦に言い部屋に篭ってしまいました。

 

引き篭もってから3日。

お蟹は寝ずに布を一反織り上げました。

 

 

「これを売って、また糸を買ってきて下さい」

 

お蟹はおじいさんとおばあさんに布を渡しました。

 

お蟹の織った布は大変美しいと町で評判となり、高く売れました。

 

 

おじいさんが新しく買ってきた糸で、お蟹は2枚目の布織りに取り掛かりました。

 

お蟹はおじいさんとおばあさんに言いました。

 

「今度も、絶対に覗かないで下さいね」

 

そして、また3日かけて織り上げた布は一層見事な出来栄えでした。

1枚目よりも更に高い値段で売れ、おじいさんとおばあさんは裕福になったのです。

 

そして、また新しい糸を受け取るとお蟹は言いました。

 

「今度も、絶対に覗かないで下さいね」

『あぁ、分かっているよ』

おじいさんは答えます。

 

「絶対ですよ?」

『えぇ、えぇ、大丈夫よ』

おばあさんも答えます。

 

お蟹は安心したのかそっと襖を閉めました。

 

「・・本当に覗かないで下さいね」

 

お蟹はやはり心配だったのかまた襖をスッと開けて言いました。

 

『分かっとるって。フリかそれは』

 

と言って、お蟹を部屋に戻したおじいさんとおばあさん。

 

初めの内は辛抱しておりましたが、

時間が経つにつれ気になって仕方がなくなってきました。

 

 

お蟹はどうやって、あんな美しい布を織っているのだろうか。

 

 

『おじいさん・・』

『なんじゃ』

『気にならない??』

『・・・何が?』

『あの子、何で見ちゃダメって言うのかしら』

『そらぁ〜、、、人に見られると緊張してパフォーマンスが下がるんじゃろぉ〜』

『出来に作用するの?普段からあんなに家事がこなせるのに?』

『・・・盛大なフリじゃったんかなぁ・・』

 

駝鳥倶楽部的なオチをお蟹が望んでる筈がないのに、

おじいさんとおばあさんはソワソワし始めました。

 

 

ついに、おばあさんの方が、好奇心に勝てず覗いてしまいました。

 

 

なんと、そこにはお蟹の姿ではなく一羽の鶴がおりました。

 

 

鶴は自分の羽毛を抜いて糸の間に織り込んで、煌びやかで美しい布を織っていたのです。

 

 

もう羽毛の大部分は抜け、鶴は哀れな姿になっています。

 

 

驚いて言葉も出ないおじいさんとおばあさん。

 

 

開かれてしまった襖を見て鶴は哀しげに俯きました。

 

機織りを終えたお蟹は言いました。

 

 

「私は、ある雪の日におじいさんに助けてもらった鶴です。

何とか恩返しをしたいと思い、お2人のの元を訪ねたのです。

このままおじいさんとおばあさんの娘でいたかったのですが、、正体を見られてしまったらもう此処にはいられません」

 

お蟹は涙を流しながら別れを告げました。

 

 

おじいさんは何とか引き留めようと謝り倒します。

 

『本当にすまんかった。お蟹との約束を破るつもりは無かったんじゃ!本当にすまん!』

 

お蟹は頑なに首を振り、ここには残れないと言い続けます。

 

頑なお蟹におばあさんは自分の事を棚に上げてこう言いました。

 

『お蟹、私達はこんなにお前の事が大事なのに、どうして、出て行ってしまうんだい?!』

 

だから・・だから覗くなって言ったじゃないっスかーー!!。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。」

 

そう言い残して、お蟹は鶴の姿になり、空へと飛び立ってしまいました

 

それから、おじいさんとおばあさんの元に鶴が戻ってくる事はありませんでした。

 

ー終ー

 

 

と、原作の物語はここまでですが、、、

 

蟹座の鶴はこうなります。

 

 

 

お蟹が飛び立ってしまって数ヶ月。

 

 

おじいさんとおばあさんは、お蟹の織った布を売ったお金で変わらず豊かな暮らしをしておりましたが、心にはポッカリと穴が空いてしまった様でした。

 

 

誰からも愛される愛嬌と、情の深さ家事能力の高さ収納上手。。

あんな気立ての良い娘は何処を探してもおりません

 

 

失ったお蟹の大切さを思い出しては2人が悲しみに沈んでいたある日。。

 

 

朝方、カタンと扉の方で音がしました。

 

 

不思議に思ったおじいさんが扉を開けると、足元には旬の山菜のお浸しがタッパーに入って置いてあったのです。

お浸しの隣にはこれまたタッパーに入った筍ご飯が。。

 

 

これは、、!お蟹の得意料理だ!

 

 

おじいさんは慌てて駆け出してお蟹の姿を探します。

 

 

『お蟹ーーー!お蟹ーー!!』

 

返事はありません。

 

しかし、もう2度と戻る事はないと思っていたお蟹が自分達の元に一瞬でも戻ってきてくれたのです。

 

おじいさんとおばあさんは泣いて喜びました。

 

それからと言うもの、おじいさんとおばあさんの元には定期的にお蟹からの差し入れが届けられるようになりました。

 

 

しっかりとおじいさんとおばあさんの好みも抑えています

 

 

実際に会う事は無くとも、お蟹の心の中にはしっかりとおじいさんとおばあさんの存在があったのです。

 

 

例え、裏切られた心の傷は深くても、1度築き上げた関係の中で得た愛情と恩は忘れない

 

 

お蟹は、次は何の差し入れしてあげようかな。

回収したタッパーを見つめて嬉しそうに微笑みました。

 

 

この数日後おじいさんとおばあさんについうっかり会っちゃう事はまだ知る由もないのである。

 

 

めでたしめでたし。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

 

さてさて、お疲れ様でした。

 

お蟹ちゃんもきっと1人で寂しかったんでしょうね。

 

蟹座ちゃんは大変繊細人からの愛情に敏感ですから、

あなたがもし蟹座ちゃんを傷つけたら先ず謝ってあげて下さい

この謝罪があるか無いかであなたの今後の立ち位置が大きく変化します。

 

 

次は何座かしら??

やっぱりあの星座かしらねー??

 

 

次回更新をお待ち下さい♡

 

 

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相咲杏光 profile

 ■ サイキックリーダー

■ 占星術
■ オーラソーマプラクティショナーLevel3
■ ホリスティックビューティ-アテンダン

 

☆メッセージ☆
幼少期からのサイキック能力が目覚めたのは高校の時でした。
サイキック能力に悩まされるも克服。
その後、己の才能を人に還元する為サイキックリーダーとして活動を始めます。
掲げる理念は、『それぞれが自分の人生に責任を持ち、自分の魂を自分で生きること』
その場凌ぎの言葉は言いません。
真に向き合う気持ちのある方に、真正面からセッションをします。

 

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