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t-s-porta’s diary

サイキックリーダーが本職だが、占星術もお家の風水も美容も健康もと探究心が止まる所を知らない相咲 杏光のお仕事から日常までを幅広く書くブログです。

新訳童話5〜もしも主人公が〇〇座だったら〜

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↑↑↑♪関東セッションデーが増えました♪↑↑↑

 

 

こんばんは(`°ω°´)=ノ

 

さて、なんとか第5回目を迎える事が出来ました新訳童話シリーズ。

 

今回はこの星座です♡♡

 

それでは偏見と妄想の世界へようこそ☆

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第5回   獅子座のマッチ売りの少女

 

昔々。

 

雪の降りしきる大晦日の夜。

 

人々は白い息を吐きながら足早に家路を急ぎます。

 

そんな中、見窄らしい服を着た少女が寒さに震えながら一生懸命通る人達によびかけています。

少女は名をシシコといいました。

 

「マッチはいかがですか?マッチはいかがですか!誰か、マッチを買ってください!

こんな良いマッチ中々無いですよ!」

 

シシコの必死のアピールにも関わらず誰も立ち止まってはくれません。

シシコの手は寒さで真っ赤です。

 

 

「一本でも良い感じです!!誰かマッチを買ってください!」

 

 

シシコ基本アバウトな売り文句です。
いつもはそれに乗せられる人がいるのですが、今日はまだ一本も売れていません。

 

ダメだ、、ここは私の舞台じゃない。。

そう思って場所を変えようとシシコが歩きはじめた時です。


シシコの目の前を一台の馬車が、猛スピードで走り抜けました。
 

「キャ・・ッ」


シシコは慌てて避けようとして雪の上に転んでしまいました。

 

ゆっくり立ち上がり足元を見ると履いていた靴がありません。

 

どうやら馬車を避けたはずみで靴を飛ばしてしまったようです。


シシコの足には大き過ぎるその靴はお母さんのお古の靴で、シシコが持っているたった1つの靴だったのです。


あちらこちらを必死に探しましたが、どうしても見つかりません。
シシコは仕方なく裸足のままで歩き出しました。

 

 

冷たい雪の上を歩く内に、シシコの足は冷え切り皮膚は紫色に変わっていきました。

 

シシコの足は既に感覚が無くなっていたのです。

 


しばらく歩いていると、どこからか肉を焼くいい匂いがしてきました。


「ああ、いいにおい。・・・お腹空いたなぁ・・。きっと牛肉なんだろうなぁ。。」

 

シシコは香りだけで肉の種類を当てました。

 

「お家に帰ったら、、お肉あるかなぁ・・」

 

と寂しげに呟きましたが帰ろうとしません。

 

 

マッチが一本も売れない状態で家に帰っても、お父さんが決して家に入れてくれないのです。

 

そして、

「この、役立たずめ!何の成果も得られませんでした!で済まされると思うな!」

 

と、酷く打たれるのです。

シシコはお父さんが怖くて仕方ありませんでした。

 

このまま帰る訳にもいきません。

 

何としても売って帰らなければいけないのです。

 

シシコは一先ずの寒さを避けるために、家と家との間に入ってしゃがみこみました。

 


しかし、裸足ですので、足はじんじんと痛み、足先から凍ってしまいそうです。

 

 「そうだ!マッチをすってあったまろう!」

 


そう言って、一本のマッチを壁にすりつけました。


ーシュッー

 

マッチの火はとても暖かで、いつの間にか、勢いよく燃えるストーブの前に座っているような気がしました。

そう想像したら、シシコの目の前にストーブが現れました。


「すごい!超あったかい!!・・・あぁー、いい気持ち!!もっと蒔きを焚べて燃やしてキャンプファイアー的な感じにしたら、もっとあったまるよね!!」

 

 

シシコがストーブに手をのばそうとした途端、マッチの火は消えて、ストーブもかき消されるように無くなってしまいました。

 

 「もう1回くらいイケる!!」

 

シシコはまた、マッチをすってみました。
 

 

すると、辺りがパァーッと明るくなり、その光が壁を照らすと、まるで暖かい部屋の中にいるような気持ちになりました。
 

部屋の中のテーブルには乗り切らない程のご馳走が並んでいます。

 

「こ、、これはっ!!!オマールエビのボイルに、チキンポットパイ、ガチョウの丸焼きに、シーザーサラダ、餃子に、寿司に、お餅に、トムヤンクンに、パスタに、フィッシュ&チップス!!!

、、、あ、、味のワールドカップやぁーーーーー!!!!


シシコ興奮のあまり某彦摩呂的な口調に変わってしまいました。

 

そして不思議な事に湯気をたてたガチョウの丸焼きが、シシコの方へ近づいて来ます

 

「うわーっ!おいしそう!!飴色に焼けた表面がパリッとして、丸々とした肉は噛めばジューシーでしっとり♡大晦日の夜には持ってこいの鳥界最上の丸焼きやーーーー!!!

 

 

シシコの興奮は治まりません。

彦摩呂が乗り移ったままです。


シシコがガチョウに手を伸ばしたその時、スゥっとマッチの火は消え、ご馳走も部屋もあっという間になくなってしまいました。

 


シシコはがっかりして、項垂れてしまいます。

 

「私、、負けない!」

 

と、もう一度マッチをすりました。

もうお父さんに怒られるとかそんな事はどうでも良いようです。
 

すると、どうでしょう。

 

マッチの光の中に、大きなクリスマスツリーが浮かびあがってきました。


ツリーの枝には数え切れないくらい沢山のロウソクがユラユラと輝いています。
 

 

「なんと!モミの木様の神々しいお姿よ!!」

 

 

思わずシシコが近づくと、ツリーはフワっとなくなってしまいました。

 

また、マッチの火が消えてしまったのです。

 

 

しかし、ロウソクの光は消えず、そのままゆっくりと空高く昇っていきました。
 

 

そしてその光が次々に、星になったのです。

 

やがてその星の一つが、長い光の尾を引いて落ちてきました。


「あっ、今、誰かが死んだんだ」


シシコは、死んだおばあさんの言葉を覚えていました。

 


『星が一つ落ちる時、一つの魂が神様のところへ昇っていくんだよ』


シシコは、優しかったおばあさんの事を思い出しました。

 

「あぁ〜、おばぁちゃんに会いたいな〜。。また宝塚ごっこしたいなぁ〜。

おばぁちゃん、お前にはまだ早いって言っていっつも男役やってたなぁ〜」

 

おばあさんはシシコの遊びにいつも付き合ってくれていたのです。

主にごっこ遊びですが、何故か美味しい役所はいつもおばあさんが持って行ってシシコは脇役を何役も演じていました。

 

シシコの芝居がかった表現はこのおばあさんとの思い出の中で作られたのです。

 

シシコはまた、マッチをすりました。

 


パァーっとあたりが明るくなり、その光の中で大好きなおばあさんが微笑んでいました

 

 「おばぁちゃん!お願い!わたしも連れてって!火が消えるといなくなるなんて、いや!・・・私、どこにも行くところがないの」

 

 

シシコはそう言いながら、残っているマッチを一本、また一本とどんどん燃やし続けました。
 

 

おばあさんは、そっと優しくシシコを抱きあげてくれました

 


「わぁー!!おばぁちゃんの体、とっても暖かい!」


やがて2人は光に包まれて、空高く登っていきました。

 

 

ーおしまいー

 

 

と、原作ではこんな切ないバッドエンドですが、

獅子座の場合はこうなります。

 

 

「おばぁちゃん!お願い!わたしも連れてって!火が消えるといなくなるなんて、いや!・・・私、どこにも行くところがないの」

 

シシコは泣きながらおばあさんに訴えます。

家に帰れば父親に暴力を振るわれ、外にいれば蔑まれ、無視をされ、本当に辛かったのです。

 

『・・・シシコ

「お願い!おばぁちゃん!!もう辛いの!

私、、私このまま、、おばぁちゃんの所に行きたい、、、」

 

シシコは泣き崩れます。

 

『・・シシコ

「おばぁちゃん、、、。」

 

おばあさんはシシコ濡れた頬にそっと手を添えて言いました

 

『あまーーーーい!!甘いぞシシコ!!』

「え、、おば、、え、、??」

 

添えられていただけの手はいつの間にかシシコの両頬をムギュッと捉えて、

顔中の肉を中央に寄せムギュムギュしています。

 

 『お前はそれでもあたしの孫かい!?シシコ

あのクソ親父が嫌いなら出て来なさい!1人でも生きれる芸ならもう叩き込んだでしょ!!』

 

おばあさんは凄い剣幕です。

 

「で、でも、、おばぁちゃん、、。私おばぁちゃんに教わったの脇役の演じ方スキルとか、大階段の降り方とか、いかに人と違うオーラ出すかとか、そんな感じの事で、、

手に職とかそういうの無いよ〜」

『アホーーーゥ!!それで十分いけるわ!!とっととオーディションでも何でも行ってきなさい!!』

「えーーーー!!?」

 

 おばあさんに両頬を解放されたシシコは赤くなった頬を摩りながらおばあさんの命令に戸惑います。

 

「オーディションって言っても、、私が、、どうやって、、」

『あの、すみません』

 

しまった!ずっとマッチすって独り言言ってるから職質が!!

シシコが動揺しながら振り返ると、そこに立っていたのは警察ではありませんでした。

 

シルクハットを被り、黒の高級コートを纏った穏やかな面持ちの紳士です。

 

「えっ!?わた、私ですか!?」

 

にっこりと笑った紳士は言いました。

 

『君、映画に出てみないかい?』

 

なんと紳士は映画のプロデューサーだったのです。

 

マッチをすって光を浴びてるだけなのに、リアリティのあるセリフや反応。

無駄に通る声

 

そして何よりも誰にも真似の出来ない強いオーラ際立つ華やかさ。

見窄らしい格好をしていても漂う凛とした威厳

 

シシコプロデューサーが探していた次なるスターそのものだったのです。

おまけにちょっと、変わってる所がまたツボでした。

 

 

『さぁ、返事を・・』

「よ、、、ヨロンデーー!!!」

 

こうして、、

マッチが売れず、商品に手を出してる最中に凍死する筈だったシシコは、

一変してスターダムにのし上がったのです。

 

持ち前の明るさと天真爛漫さで行く先々で人気者です。

 

お父さんとも縁を切り、自分の道は自分で切り開くと言う強い意志エネルギーから

太陽神というあだ名が付けられましたとさ。

 

 

ーめでたしめでたしー

 

 

 

ふぅーーー₍₍ ◝(●˙꒳˙●)◜ ₎₎

 

終わりましたー!!

 

次はどの星座かなぁー?

やっぱりあの星座だよねー??

 

 

 

 

その前に、、お前はどんな仕事をしてるんだ!?

と疑問に思った方。

安心して下さい。

ちゃんとしたサイキッカーですよ(笑)

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 占星術的な事が聞きたいと言う方はおまかセッションをどうぞ♡

 

 

ではでは次の更新までgood night☆★

 

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相咲杏光 profile

 ■ サイキックリーダー

■ 占星術
■ オーラソーマプラクティショナーLevel3
■ ホリスティックビューティ-アテンダン

 

☆メッセージ☆
幼少期からのサイキック能力が目覚めたのは高校の時でした。
サイキック能力に悩まされるも克服。
その後、己の才能を人に還元する為サイキックリーダーとして活動を始めます。
掲げる理念は、『それぞれが自分の人生に責任を持ち、自分の魂を自分で生きること』
その場凌ぎの言葉は言いません。
真に向き合う気持ちのある方に、真正面からセッションをします。

 

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