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新訳童話8〜もしも主人公が〇〇座だったら〜

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こんばんはー(⊃´ ³ `)⊃♥︎

 

明日(ていうか本日)はイベントなんですが、安定の丑三つ時更新。。

 

正直辛い(笑)

 

でも決めた事を曲げれない月乙女座のわたくし。

なんとか根性で仕上げました(笑)

 

それでは今日も偏見と妄想の世界へレッツゴー☆

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

第8回  蠍座の白鳥の湖

 

昔々。

ある国に逞しく美しい王子がおりました。

 

幼い頃より周りにチヤホヤされて育った王子はおっとりとしておりましたが、

反面周りの大人達の思惑が手に取るように分かってしまう非常にセンシティブな王子でした。

 

王子の名はチークプリートと言いました。

 

やがて成人を迎えたチークプリートは、政治を取り仕切っている王妃である母から突然こう告げられました。

 

 『チークプリート。明日の舞踏会であなたの花嫁候補の中から妃を選びなさい』

『えっ!でも、以前お母様はまだ時間があるとおっしゃってましたが・・』

 『その時はまだ時間がありましたが、今は有りません。今の国の状況を大局観でみなさい』

 

決断が早まった動揺と母からのプレッシャーに憂鬱になってしまったチークプリート王子は、ふと空を見上げました。

 

見上げた空にほ白鳥の群れが飛んでいました。

 

その美しい姿に魅入られるように、チークプリート王子は白鳥を追って狩に出かけました。

 

 白鳥を追って辿り着いた先は、とても寂しげな湖でした。

 

呆然と畔りに立ち尽くすチークプリートは王冠をつけた一羽の白鳥に惹かれました。

 

瞬間、なんとその白鳥は美しい娘に変わったのです。

 

チークプリートは驚きのあまり声が出ません。

 

その時です。

娘がチークプリートの方を振り返りました。

 

「・・・・・・・」

『・・・・・・・』

 

無言が続きます。

 

「・・・・・・・」

『・・・・・・・』

 

まだ無言が続きます。

 

「・・・・・・・」

『・・・あ、あの』

 

切り出したのはチークプリートでした。

 

娘は1歩と言わず5歩位下がってチークプリートの出方を見ています

 

「・・・・・・・」

『あなたが、、あまりに美しかったのでつい見惚れてしまいました。

失礼な振る舞いをお許し下さい』

 

王子は素直が1番と教えられて来ましたので、素直に謝りしました。

ちょっと褒め言葉も添えて。。

 

「・・・気安く女性を褒める男は信用するなと母が言っておりました」

 

どうやら裏目に出たようです。

 

『いえ、本当に。。あなたは素敵な方です。僕は嘘はつくなと母に言われてきましたから。嘘は言いません』

 「・・・・・・」

 

中々信用してくれない娘に王子は提案しました。

 

『明日もここに来ます。そして少し僕と話をして下さい』

「・・・気が向いたら・・」

 

娘は鉄壁のガードです。

 

そんな娘のガードが解けたのは湖に通い始めてから1か月が過ぎた頃でした。

名前すらも教えてくれなかった娘が名前を教えてくれたのです。

 

の名はサソデットと言いました。

 

聞くと、サソデットはフクロウの姿をした悪魔に白鳥の姿に変えられたというのです。

 

夜の間だけは、この湖の畔で人間の姿に戻ることができ、

この悪魔の呪いは、まだ誰にも愛を誓ったことのない純粋な青年の

【永遠の愛の誓い】によってしか解けないのだとサソデットは悲しげに呟きました。

 

サソデットに出逢った時から一目で恋に落ちていたチークプリート。

 

チークプリートはサソデットの手を取り言いました。

 

『僕が、あなたに永遠の愛を誓います。悪魔の呪いを解いてみせます』

 

サソデットもまた、約束通り通ってくるチークプリートに心惹かれ始めておりました。

 

「本当に・・信じても宜しいんですか?嘘ついたら針千本所では済まないですけど本当に宜しいんですか?」

 

サソデットは試すように何度も確認します。

 

『はい。大丈夫です。僕はあなたを裏切りません

 

サソデットは、その言葉に希望を持ちました。

 

しかし、その上空には二人を見張るようにフクロウの姿をした悪魔が飛んでいたのです。

 

そして、

チークプリートがサソデットの元に通うため、ついた事のない嘘をついて、延ばしに延ばした舞踏会当日。

 

チークプリートは花嫁候補の誰とも結婚をしないと宣言しました。

 

この宣言は王妃を大変嘆かせました。

 

気丈な母の見たことのない弱弱しい姿に優しい王子は心苦しくなりましたが、

決意を変えるつもりはありません。

 

ざわめく会場。

すると、そこへ見知らぬ貴族が娘を連れて現れました

 

ロッチョバルトと名乗った貴族の娘はサソデットに瓜二つでした。

 

その娘の名サソディール

 

彼女はサソデットのふりをして王子に近づいたのです。

 

普段接するサソデットとは違い、オープンで奔放で肉感的な彼女に誘惑されたチークプリートは、その魅力に完全に陥落してしまいました。

 

そしてサソディールに永遠の愛を誓ってしまったのです。

 

その誓いを聞くやいなや、ロッチョバルトとサソディールはチークプリートを嘲けり笑い去っていきました。

 

ロッチョバルトは、サソデットに呪いをかけたフクロウの姿をした悪魔で、

サソディールはその娘だったのです。

 

こうして、悪魔の策略に嵌ってしまったチークプリートは、

サソデットにかけられた呪いを解くことができなくなってしまいました。

 

 

チークプリートは、すぐさま湖に駆けつけました。

サソデットに許しを乞うためです。

 

 

いつも逢瀬をかわしていた湖の畔。

そこには、今夜、花嫁候補を全員フッてくると言ったチークプリートの言葉を信じて待つサソデットの姿がありました。

 

『サソデット!!』

「チークプリート!」

 

名前を呼ばれて振り返ったサソデットの表情は晴やかです。

それもそうでしょう。

サソデットはチークプリートが裏切った事など知らないのです。

 

『ごめーーーーーーん!!』

「!?」

 

会って早々、スライディング土下座をしてくるチークプリートにサソデットは戸惑います。

 

「どうしたの?チークプリート・・」

 

まさか約束を違えるなんて夢にも思わないサソデットは心配そうにチークプリートの顔を覗き込みます。

 

『実は、、、』

 

事の顛末を話始めたチークプリート。

 

その間余裕はなく、黙って聞いているサソデットの顔の表情など見る事も出来ません。

 

『・・という訳で、僕はあなたを呪いから解放出来なくなってしまった。。

本当にごめん』

 

 全て話終えたチークプリートが顔を上げると、目の前には今まで見た事のない無表情のサソデットでした。

 

『・・あの、、サソデット・・』

「ふーん。それで?私じゃなくてその子に愛を誓った訳だ」

 

漸く口を開いたサソデット。

その言葉の温度は地を這うような絶対零度の色を纏っています。

 

『・・・・はぃ』

「ふーん。そう。その子にねぇ」

『・・・すみません・・』

「これで私は呪いから解放されず、これからも白鳥として生きてく訳だ」

『・・・そぅ・・なります・・よね』

「そうだよねー。あんなに期待してテンション上がってたけど、無かった事になったんだよねー」

『・・・はぃ』

「そうだよねー。バカみたいだよねー、超信じてさぁ、これからは二本足で歩く訳だから、ちゃんと練習しないとね。って思って毎夜毎夜歩いて、何なら昼間の白鳥の姿でも歩く練習してた私めっちゃバカだよねー」

『・・ぇ、そんな事してたの?』

「口挟める立場なの?」

『すみません』

 

チークプリートはお口にチャックしました。

 

「で?何処が良かったの?」

『え、、?』

 

突然の質問にチークプリートが戸惑うと、変わらぬ無表情のままサソデットは続けます。

 

「何処が私よりよかったの?顔そっくりなんでしょ?何処違ったの?」

『いや、何処が違うかとかは、、』

「確か先程、肉感的で?奔放で?オープンで?って仰ってませんでしたっけ?」

『あ、、、覚えて、、』

「口答えすんなよ。どの面下げて会いに来てんだってんだよ」

 

どうやらキレると口調がヤンキーモードになるサソデット。

チークプリートは今までの、神秘的な秘めた色香を放つサソデットの意外な一面にもう何も言えません。

 

 

そんなこんなで、もう夜が明けるまで2時間を切った頃。

 

 

ずっと無表情でクドクド言う永続的で持続的な怒りをぶつけていたサソデットでしたが、

ひたすら謝り続けるチークプリートに

「もう良い」

と一言言うと、地面にめり込みそうなチークプリートの顔を上げさせ言いました。

 

「もう良いよ。反省してるみたいだし。

ただし、次やったらほんとに殴るから」

『うん!!サソデットありがとう!!』

 

ーこの時の僕は殴られた方がまだマシだったー

byチークプリートの後日談。

 

 

こうして、2人はお互いへの愛を再確認しました。

 

そこへチークプリートを唆したフクロウの悪魔が現れ今度こそ永遠に2人を引き裂こうとしてきます。

 

 『漸く許して貰えたんだ!!サソデットは僕が守り抜く!』

 

チークプリートは長い説教や嫌味を言われても尚愛するサソデットを救いたい一心で、悪魔に闘いを挑みました。

 

 

何度弾かれても、何度悪魔に傷付けられても立ち上がります。

 

全てはサソデットのため。

そして誘惑に負けてしまった自分の信頼を再び取り戻すには命を張るしかないという覚悟がチークプリートを奮い立たせました。

 

強い絆で結ばれた二人の愛の力を感じ悪魔は次第に弱ってきました。

 

 

そして、夜明けまであと少しの所で、チークプリートは悪魔を倒すのです。

 

 

すると呪いはみるみる解け、サソデットは美しい人間の姿を取り戻しました。

 

 

サソデットとチークプリート。

愛情深くて、ちょっぴり怒らせると怖いお妃と、素直で合わせ上手な繊細王子は今度こそ永遠の愛を誓い合ったのでした。

 

 

ーめでたしめでたしー

 

 

え??この2人のその後??

 

それはね、、、、、。

 

 

『サソデット。今度の隣国との会食だけど・・』

「はいお母様。うちの国で1番のシェフに最高の食材を使ってもてなすようにと伝えてありますわ」

『そう。それなら良いわね。あそこと付き合っておくのは今後の展望には有利だものね』

「そうですね」

 

 

王妃とサソデットはウマが合ったようで良く一緒にいる所を見かけます。

 

 

2人の会話の中に、チークプリートの

『僕もいるよ?』

がしばしば挟み込まれる光景は城内名物となりました。

 

チークプリートがデリカシーのない事をうっかり言うとサソデットが軽く小一時間説教をする。

こんなほのぼのとした毎日を過ごしております。

 

めでたしめでたし♡

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

終わったー₍₍ ◝(●˙꒳˙●)◜ ₎₎

 

さて、暫く新訳童話シリーズはお休みさせて頂きます♡

 

またやる気!元気!が出てきたら書きますね♡

 

明日からは暫くは私の脳内情報の垂れ流しといきましょう!!

 

 

さて、童話読んでる方は段々星座の事が分かってきましたかね??(。•ㅅ•。)♡

んー、もっと知りたいのよねー。

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そして、今日!!これ今日!!

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それでは次回更新までgood night(@ ̄ρ ̄@)

 

 

 

相咲杏光 profile

 ■ サイキックリーダー

■ 占星術
■ オーラソーマプラクティショナーLevel3
■ ホリスティックビューティ-アテンダン

 

☆メッセージ☆
幼少期からのサイキック能力が目覚めたのは高校の時でした。
サイキック能力に悩まされるも克服。
その後、己の才能を人に還元する為サイキックリーダーとして活動を始めます。
掲げる理念は、『それぞれが自分の人生に責任を持ち、自分の魂を自分で生きること』
その場凌ぎの言葉は言いません。
真に向き合う気持ちのある方に、真正面からセッションをします。

 

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