読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

t-s-porta’s diary

サイキックリーダーが本職だが、占星術もお家の風水も美容も健康もと探究心が止まる所を知らない相咲 杏光のお仕事から日常までを幅広く書くブログです。

新訳童話9〜もしも主人公が〇〇座だったら〜

こんにちーは(๑•́ ₃ •̀๑)シ

 

さて、ちょっと期間が空きましたね新訳童話シリーズ

 

たまーにこうやって書く気を起こすので、

 

気まぐれ更新だろうが読んでやるぜ(o´罒`o)♡

 

という女神の様な方は時折チェックして下さい(笑)

 

 

さて、今回のお話はあの星座。

もう順番に来てるからわかっちゃいますよね(笑)

 

それでは偏見と妄想の世界へレッツゴー♪

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

第9回  射手座の赤ずきんちゃん

 

昔々。

 

ある所に、赤ずきんちゃんと呼ばれる女の子がおりました。

 

女の子の名前イテジー。

活発で、落ち着きがなく、いつも旅行雑誌を見ては哲学に想いを馳せているような子です。

 

 

赤ずきんを被ると宇宙の声が聴こえる」

と言って赤ずきんをかぶり始めたのは少し前の事です。

 

 

因みにイテジー冒険心が旺盛で、知らない事を探求してく事が大好きです。

何気無いお使いにも理想を追い求め、自分で目標を決める事もしばしば。

 

 

そんなイテジーに、ある日お母さんがお使いを頼みました。

 

 

森の向こうに住むおばあさんが体調が芳しくないため

お見舞いに行って欲しいとのことでした。

 

手に持たされたお見舞いの品は、葡萄酒、焼きたてのパン、ミルク、手作りのお菓子です。

 

 

お母さんはイテジーに言いました。

 

 

『いい?イテジー。森を通る時はくれぐれも道草を食ってはダメよ?

そして、葡萄酒もミルクも瓶に入ってるから決して落として割ってはダメよ?』

「わかってるわママ!」

『返事は良いんだけどねぇー。。あと、森には狼が出るから気を付けるのよ』

「うん!何のために護身術習ってると思ってるのママ!大丈夫よ!」

 

 

イテジー大変運動神経が良く体感覚がしっかりとしておりましたので、身を守る為と習わされた護身術は柔道、空手、合気道、剣道と全てにおいて有段者でした。

 

狼一匹くらいは平気で倒す事が出来そうです。

 

 

心配する母に見送られイテジーはおばあさんのお家へと向かいます。

 

 

イテジーが森の道をニーチェの「壊れた指輪」を謡ながら歩いていると、

途中で一匹のに出会いました。

 

『可愛いお嬢さん。お名前は?』

赤ずきんのイテジーよ」

 

イテジーはちょっとおっちょこちょいでしたので、うっかり本名を言ってしまいました。

しかし、アダ名も入れる辺り賢さが覗きます。

 

赤ずきんちゃん、何処に行くんだい?』

「おばあちゃんの所よ!」

『へぇ、何処にあるんだい?道わかるかい?』

「ええ!分かるわ!この先をずっと進んだ所だから」

 

狼が色々と話し掛けますが、イテジーは真っ直ぐ前を向いて狼の事をチラリとも見ません。

 

これは何か興味を逸らさないと。

 

そう思った狼はふと視界の端に入った花畑を指差し言いました。

 

『ねぇ、赤ずきん。あそこに綺麗な花畑があるよ?』

 

イテジーはピタッと立ち止まり花畑を見ました。

 

ーしめしめー

狼が心の中でニヤつきます。

 

「へー!!・・じゃ私こっちなんで」

『ちょちょちょ、、ちょっと待って赤ずきん。リアクションそれだけ!?』

「お花は綺麗ね。でも今は気分じゃないわ」

『気分!?』

 

 

これが乙女座の赤ずきんならば、

「おばあちゃまが喜ぶわね」

「せっかく狼さんが教えてくれたんだし・・」

と何かしら気を使ったでしょうが、残念ながら彼女はイテジー。

生粋の射手座ですので興味のないものタイミングがマッチしなければ見向きもしません

 

 

このままでは話が変わってしまう! 

何とか軌道修正しなければ!

そう思った狼はいう事を聞かないイテジーに寄り道させるのを諦め、

おばあさんの家に向かうことにしました。

 

 

先回りをしておばあさんの家へ着いた狼。

 

ソッと家の中に入るとおばあさんが寝ているベッドに静かに近付きました。

 

おばあさんがモゾっと動いた瞬間です。

狼はおばあさんを頭から丸のみしてしまいました。

 

おばあさんのクローゼットから服を取り出し、おばあさんに変装した狼はベッドでイテジーの到着を待ちました。

 

「おばーーーーぁちゃーーーーーーん」

 

病人の見舞いとは思えないくらいに元気なイテジーがバタンと扉を開けて入ってきました。

 

元気すぎるだろ。と心の中でつぶやく狼ですが、今はおばあさん。

おばあさんのふりをしてイテジーを食べてしまおうという算段です。

 

『おや、イテジーや。今日は何を持ってきてくれたんだい?』

 

狼は裏声を出して優しくイテジーに問いかけます。

 

「葡萄酒にミルク、焼き立てのパンに、お菓子よ!」

『・・まぁまぁそれはうre・・・

「でも途中でパンとお菓子とミルクはなくなってしまったの」

『・・ど、どうしたんだい?何かあったのかい?』

 

籠いっぱいに入っていた食べ物を狼はしっかりと覚えています。

 

狼が離れた直後に何かあったのでしょうか。。

 

もしかしたら、来る途中でひもじい思いをした可哀想な子供に分け与えたのかも知れない。

だとしたらなんて優しい子なんだ赤ずきん。。

 

頭の中のストーリーで涙ぐんでいる狼。

この狼、、良い奴なのかもしれません。

 

 

「私食べた!」

 

 

お前かぁぁーーい!!!

狼は飛び上がりそうになるのを抑えて心の中での叫びました。

 

 

「でもね、おばあちゃん。すっごく美味しかったよ!

 

 

バカなのぉーーーー!??!?

そんな感想聞いておばあちゃんどう反応すんのよ!?

お前食べちゃったんでしょうよ!

狼はツッコミたくて仕方ありません。

 

 

「あっ!おばあちゃんは今病気よね!!そんなおばあちゃんには!なんと!

葡萄酒がありまーーす!!」

 

 

ジャーン☆とばかりに得意気に出すイテジー。

 

 

赤ずきん!お前ほんとなんなの!?

ポジティブなバカなの!!?

本来病人に酒なんて飲ませちゃダメなんだからね!

 

 

もしかしなくても良識人な狼はイテジーにどう声を掛けて良いのかもう既に分からなくなっています。

 


「話変わるけど、おばあちゃんはどうしてそんなにお腹が大きいの?」
『それはさっきご飯を一杯食べてしまったからよ』
「そうなのね!じゃあ、私パンとか食べちゃったけど、正解だったわね!」


そんな訳あるかポジティブバカ。
狼は出そうになる言葉をなんとか飲み込み冷静を保ちます。

 


「ねぇ、どうしておばあちゃんのお耳はそんなに大きいの?」
『それはね、お前の可愛い声を良く聞くためだよ』
「ほんと!?嬉しい!将来はハスキーボイスなブルースの歌手になろうと思ってるの!」

 

褒め言葉返して!
平行線を辿るイテジーとの会話に狼が疲れ始めた時です。

 

狼の本領を発揮する時がやって来ました。


「じゃあ、おばあちゃんのお口はどうしてそんなに大きいの?」

 


きたきたーー!!
これだよ!俺が求めていた展開!!
このまま隙をついて食ってやる!!

狼は肉食動物としての本能に火がつきテンションが上がります。

 

 

『それはね・・・おまえを食べるためだよーーー!!!


ガバッとベッドから出てイテジーに襲いかかる狼。


「キャーーー!!」


とイテジーが可愛らしい声で叫びます。
なんだかんだ言っても所詮こいつもただの非力な人間だな!
狼がニヤリと笑って大きな口を更に大きく開けたその瞬間、、


「っせぇぇえぇぇいっ!!!」


『・・ヘブゥーーッ!』

 


狼の顎関節にはイテジーの強烈な右フックが入ったのです。


『えぇーーーーっっ!!??

Σ(  Д )ﻌﻌﻌﻌ⊙ ⊙』

 

 

狼は殴り飛ばされた衝撃で頭が真っ白です。

 

 

「まだまだぁ!!

そぉぉいっ!!
そいやっ!よいしょーー!!」


目にも留まらぬ速さで間合を詰め、格ゲーの如く連続技を決めてくるイテジー。
一発一発確実に急所を狙ってくるあたり闘い慣れている感が否めません。


朦朧とする意識の中で、狼は飲み込んだおばあちゃんを吐き出してしまいました。

 

「おばあちゃーーん!よかった!無事だったのね!」
『ゴホッゴホ。。あぁ、、イテジー有難うね』
「はい。コレ」
『おや気が利くね』

 

 

おばあちゃんの無事が確認されて安心したのも束の間。
イテジーはおばあちゃんに猟銃を手渡しました。


『えっ!猟師は!?』


そうです。

本来であれば猟師が赤ずきんとおばあちゃんを助けてくれるのです。
そのはずが、、平然と銃口を向けるおばあちゃんに狼は戸惑います。


「甘かったわね狼さん!うちは、代々ハンターの家系よ!!」
『私も若い頃はハンター界のアルテミスと呼ばれたもんさ』

 


ーもう2人に勝てる気がしない。人生詰んだー


と狼が観念した時です。


「殺すのは惜しいわ。あなた、私の家の子になりなさい」
『狼だから鼻も聞くし、仕事の助けにもなるでしょう』

 

 

『・・・え?』

 


硬く瞑っていた瞼を恐る恐る開けると、先程まで向けられていた銃口は下げられ、替わりにイテジーの手が差し伸べられていました。


『でも、俺は、、食べようと、、て言うか、

ばあちゃん食べたんだけど、、』
「細かい事はどうでも良いわ!結局死んでないんだから良いのよ!生きてるだけで十分!」
『私、無傷だしね』

 


なんと大らかなのでしょう。
イテジーはハンターの家系だからこそ、命を無駄に奪ってはならないと教わってきましたので、ここで無闇に殺生することを避けたのです。

 


こうしてイテジーにボッコボコにされながらも、なんやかんや絆された狼は赤ずきん・イテジーの家にお世話になる事になりました。

 

 

たまに昔の仲間が見に来て
『飼われてやんのーダッセー』

 

とからかいに来ますが、その度にイテジーが

 

「何の理想も夢もなく生きるバカ共め!!お前達にウルフ・ザ・ジャイアントを笑う資格はない!!」

『なにその名前!!初耳なんだけどー!?』

 

 

いつの間にか名付けられた狼のツッコミはイテジーのアグレッシブな攻撃によって飲み込まれてしまいました。

 

 

そして、イテジーのまっすぐな熱い思いに胸打たれた狼達が一匹また一匹と仲間になっていくのでした。

 

 

いつの間にか大所帯になっていく赤ずきんイテジーのお家。

 

 

国一番の狼犬ブリーダーに成長するのはまだ先の話。

 

 

めでたしめでたし。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、いかがでしたか?

 

射手座の赤ずきん話が根底から覆りましたね(笑)

敵を仲間にするなんて、大らかでお互いに良い結果を目指す射手座ならではですね(笑)

 

次はあの星座。

 

更新まで今暫くお待ち下さい♡

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 相咲杏光 profile


■ サイキックリーダー
■ 占星術
■ オーラソーマプラクティショナーLevel3
■ ホリスティックビューティ-アテンダン

☆メッセージ☆
幼少期からのサイキック能力が目覚めたのは高校の時でした。
サイキック能力に悩まされるも克服。
その後、己の才能を人に還元する為サイキックリーダーとして活動を始めます。
掲げる理念は、『それぞれが自分の人生に責任を持ち、自分の魂を自分で生きること』
その場凌ぎの言葉は言いません。
真に向き合う気持ちのある方に、真正面からセッションをします。
f:id:t-s-porta:20161002171012j:image