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t-s-porta’s diary

サイキックリーダーが本職だが、占星術もお家の風水も美容も健康もと探究心が止まる所を知らない相咲 杏光のお仕事から日常までを幅広く書くブログです。

新訳童話シリーズ10〜もし主人公が〇〇座だったら〜

相咲杏光のセッションはこちらから♡↓

t-s-porta.hateblo.jp

 

 

こーんばーんはーーー!!

(*´Ι`)ノ´Ι`)ノ´Ι`)ノ♪ 

 

もう暫くは山羊座の事を考えたくない相咲ですよ!

 

さて、今回は童話シリーズ☆

 

何の星座かなぁー??

 

それでは偏見と妄想の世界へGO!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

山羊座の人魚姫
 
昔々。

ある所に広大で豊かな海に面した、貿易で栄えた豊かな国がありました。
そこには心優しい国王と王妃、王子がおりました。

しかし、物語の主人公は彼らではありません。

 

彼らが治めるその国に面した海の中。
深く深くにある人魚の王国におります。

 


その人魚の王国にはクリトンという王がおりました。
王には6人の娘たちがおり、
その内の末の姫が今回の主人公。

彼女の名前はヤギエル

ヤギエルは優しく正義感に溢れる知的な美しい姫でした。

そんなヤギエルの15歳の誕生日。
人魚の王国では盛大な誕生パーティーが開かれました。


ゲストへの挨拶をするクリトン王の長〜い話に耐えられず、

主役にも関わらずパーティーを抜け出したヤギエル。


「もう、パパったらいつも同じ話ばっかり。
空や人間の灯りを見てる方が有意義だわ」


そうぼやいたヤギエルが海面に着くと、そこには間近を航行する大きな船。
その船には美しい人間の王子がおりました。

 

王子の名はペリックと言います。

 

 

「容姿端麗、ブロンドヘアにブルーアイズ、来ているものからして、

あれはある程度の階級以上の人間しか着れない高級素材の服。

それでも鬱陶しくない装飾、、彼王族ね」

 


王子の佇まいや身に付けているものから一瞬にして王子である事を見抜いたヤギエル。
ナチュラルラグジュアリーがもっとうのヤギエルはわざとらしい装飾を好みませんでしたので王子のセンスは好みにピッタリ。
おまけに堅実で誠実そうな顔はヤギエルの好みでした。


ほぅっと王子に見惚れている時です。
遠くの空から雷鳴と共に不穏な真っ黒な雲が凄いスピードでやってくるではありませんか。


瞬く間に嵐にのまれ船は難破してしまいました。

 


ヤギエルは溺れた王子を救い出し浜辺へと王子を運びます。

ヤギエルは気を失っている王子の顔を間近に見て益々胸の奥が熱くなるのを覚えました。

ヤギエルは王子に僅かな恋心を抱いたのです。


「・・素敵な方」

静かに呟いたその時、人がやってくる気配を感じてヤギエルは急いで海に戻りました。


何も知らない町娘は『まぁ、大変!』と王子を介抱したのです。


『君が助けてくれたのかい?』

気を失っていた王子は勘違いをしているようです。

 

『ご無事でよかった』

何も知らない為、ヤギエルへの気遣いとか出来ない町娘は、

どちらとも取れるような言葉を返します。

 

「私が、助けたのに、、あの人の前に出ていければ、、」


ヤギエルは己の尾鰭を哀しく見つめました。

 

「そもそも、人間に姿を見せてはいけない人魚制度自体がナンセンスだわ。

堂々と私がいられればたまたま通りかかった子が助けたなんて勘違い起きてないのに、、」

 

余程悔しかったのか人魚界の理に対して文句を言い始めたヤギエル。
そう。
ヤギエルは負けん気がとても強くプライドが高かったのです。

 


「納得いかないわ!せめて、私が助けたって事だけでも伝える!」

 


ヤギエルは海の魔女・ファースラの家を訪れました。

 

『おや、ヤギエルこんな所までどうしたんだい?』

いかにも悪そうな声で魔女は問いかけます。

 

しかし、ヤギエルは山羊座
交渉事は大得意です。

 

「地上に出たいの。人間の足が欲しいわ」
『気でも狂ったかい?なんのために。私にはできないよ。他当たんな
「この海にはあなた程の実力者はいないって聞いたわ」
『あぁ、まぁね』
「人間世界の事にもとても精通しているとも」
『そうだね、私くらいの魔力なら人間世界の全てを知れる』
「お父様もあなたの事苦手だけど素晴らしい魔力だと言っていたわ」
『ふんっ!あの頑固オヤジめ。なんだかんだ私の魔力を認めてるんじゃないか』
「人間世界にだってあなた以上の魔力を持つ人いないんじゃないかしら」
『そりゃそうさ!私を誰だと思ってるんだい(笑)』
「そんなあなたでも尾鰭を脚に変える位の事出来ないのね」
『みくびんじゃないよ!そんなもん朝飯前さ!』
「・・・。へぇ

 

絵に描いたようにニヤリと笑ったヤギエル。
最初から魔女が言うことを聞くはずないと踏んで交渉をシュミレーションしていたのです。


『小賢しい子だよまったく!』
「みんながみんな頭お花畑だと思わないでちょうだい。こんな姫もいるのよ(笑)」

 

魔女を言い負かしたヤギエルは楽しそうに笑います。

 

『ただし、私もボランティアじゃないんでね。

脚をあげる代わりにあんたの美しい声を貰うよ!
そしてもし、王子が他の娘と結婚したらあんたは海の泡となって消える!』

 

魔女はドヤァ(+・`ー’・)とヤギエルを指差して言い放ちました。

脚と引き換えにするにはあまりにも大きな代償です。


「合意しかねるわ」


スパッと言ったヤギエル。
これからヤギエルのターンです。


「魔女さん、私は地上に王子に会いに行くの。

私は王子の名前も分からないし、どこの国の王子かも分からない。

果たして王子の城がこの直ぐ近くの城かも分からない。

もしかしたら遠い国かもしれないわ。

右も左も分からない状態で街をウロついて、運良く王子に出逢う確率なんて海でダイオウイカとメガロサウルスとクラーケンに同時に遭遇するくらい難しいわ」
「ただでさえハンデ背負ってる状態で、更に声まで取り上げられたら、

この賭けは最初から勝ち目のない負け戦よ。

私はそんなリスキーな事出来ないし、そんな無理な条件を出してくるあなたの根性を疑うわ」
「大体ね、あなた今まで何人の人魚を不幸にしてきたのかしら?

今みたいな弱みに付け込んだ詐欺まがいの方法で術を施してきたのだとしたら、

人魚国の魔法法第15条に抵触するわよ。

明らかに依頼主に不利益な条件提示によって命を奪う行為を行っているとして人魚国裁判にかけてもいいわ・・あぁ、あと余罪・・」
『だーーー!!・・分かった!!もう分かった!!』
「やってくれる??(ˊฮ̴ .̫ ฮ̴ˋू)˚」


ヤギエルの追求に耐えられなくなった魔女がとうとう折れました。
追い詰めていたヤギエルは打って変わって可愛らしくたずねます。


『声はいらない!その代わりのものをよこしな!』
「・・・ハァ、確かにこちらばかり条件を通すのは良くないし、、仕方ないわね」
『何でちょっと偉そうなんだい!?』


いつも上から目線なのは山羊座の基本機能なので仕方ありません。

 

「これを担保にするわ」
『えーー!!?ヤギエル!?』

 

ヤギエルが差し出したのはお付きのテバスチャン

今まで一言も喋ってなくて存在感がありませんでしたが、

宮廷音楽家なのに執事兼教育係として、毎日ヤギエルを支えてくれている蟹です。

 

『こりゃあ、あんたのペットじゃないか!!』
「失礼ね!ペットじゃなくて、音楽家よ!執事も教育係も出来るのよ!

今まで苦楽を共にした大切な大切な存在なんだから!」
『そんなに大事なら担保に出さないでぇーーー!!』

 


テバスチャンの必死の訴えはとどかず。。
王子と恋に落ちなければテバスチャンが泡となって消えてしまうことに。。

 

とっとと出て行きな!と言わんばかりにぺッと海上へ目掛けて勢い良く突き上げられたヤギエルとテバスチャン。
王子を助けた砂浜に辿り着きました。

 

 

『全く、君ってやつは!私を何だと思ってるんだ!!』

テバスチャンはずっと怒っています。

 

「大丈夫よ!私、絶対失敗しないから」
どこからくるのか、ヤギエルは自信たっぷりに笑います。
本当に大丈夫?と心配するテバスチャンを他所に新しく得た脚の感覚を確かめるヤギエル。


その時です。

 

 

『こんな所で何してるの?』
『うっそ、、』

 

テバスチャンは驚きました。
そこにはヤギエルが焦がれたペリック王子がいたのです。。

 

「乗っていた船が難破してしまって、、気が付いたらここに・・」

うまいこと言うな。というテバスチャンの顔を横目にヤギエルは俯きながら話します。

 

『それは可哀想に。行く当ては?』
「いえ、、ここが何処かも分かりませんし、、この地には身寄りがおりません」
『そうか。では私の城に来ると良い。暫く城にいて、家族を探しなさい』


優しい王子はヤギエルを城に迎えました。


城に迎えられてからと言うもの、ヤギエルは家族を探すと言う名目で国中の色々な場所に連れて行って貰いました。

大体は心配する王子が着いて来ていたのですが、時には一人で出掛ける事もしばしば。


ヤギエルは元々アクティブ一人行動には抵抗もありませんので、

王子が一緒に行きたがっても断ったり。。。


実は王子には最近婚約を決めた相手がおりました。
溺れたあの日、たまたま通りかかり介抱してくれた町娘です。


ですが、ハキハキとして活発で、とても理知的なヤギエルにいつの間にか王子は心惹かれていたのです。
王子はしっかり者の女性が好きでした。

 

ヤギエルはこの国に来てからと言うもの、
国の議会の人数が過多で必要以上の金が出ていると進言し、改正案を出し国王と国民に讃えられたのは記憶に新しく、、。

他にもヤギエルは何者なのか!?と噂されるような政治における辣腕振りを発揮しておりました。
それもそのはず。
ヤギエルは人魚の王国では財務と総務を担うやり手だったのです。


なんて、、カッコイイ人なんだ。。

王子の心は既に町娘ではなくヤギエルに向きかけておりました。

 

そんな王子の心を知ってか知らずか
、ヤギエルは城で一番の早馬を駆って今日もお出掛けです。

一体何処に行っているのでしょう。

 

 

 

ーーーーやがて

 

 


王子と娘との結婚の日となりました。

国中は祝福モード。
王子と婚約者が手を振りながら船は出発し、これから船上挙式が始まります。

 


ヤギエルはさぞかし落ち込んでいることでしょう。。

 


・・かと、思いきや。。


『あぁー!どうするんだヤギエル!とうとう結婚式だぞ!?

王子は町娘と結婚するし、、このままじゃ泡になっちゃうよ!!』
「テバスチャンたら。大丈夫よ」


余裕の笑みを浮かべるヤギエル。

テバスチャンはこんなに心配してるのに!とおかんむりです。

 

 

式の時間。

 


町娘と浮かない顔の王子が神父の前に並びます。


テバスチャンはヤギエルの肩で『これで私は泡だ』とさめざめ泣いています。

「テバスチャン、、。実はね・・」
とヤギエルが耳打ちした時でした。

 


大きな波と共に海の魔女・ファースラが現れたのです。

 


『ハーーーハハハッ!!あんたの負けだよヤギエル!その蟹は泡になるんだ!』

 

魔女はしてやったりという顔でヤギエルの前に立っています。

 

「いいえ!契約条件なら満たしてるわよ!」


『何言ってんだい!?お前の惚れたペリック王子はここで他の女と結婚してんじゃないか!』


「ペリック王子だと言及した覚えはないわ!」

『・・・えっ?(´⊙ω⊙`)』

 


そうです。
振り返ってみれば、ヤギエルは相手がペリック王子だと言及した事はなく、

相手がどこの王子かも言っていないのです。

 

『ヤギエル!私は君が・・っ!』

「王子。あなたを想ってくれてる人は直ぐ隣にいるわ。

あの時溺れてるところ助けたのは私だけど。

その子の真っ直ぐな想いに応えられるのはあなたしかいないのよ。

助けたの私だけど。だから私はあなたの元を離れます」
『・・・ヤギエル』

 


『良い事言ってるようだけど、その真っ直ぐな町娘を目の前にして

あんたも王子もどうなんだい』

 


魔女のまともな一言は波の音にかき消されてしまいました。

 


「王子、国王様、王妃様、今までお世話になりました。

今日で私は皆様の元を離れます」


ヤギエルが深々と礼をすると、王子も国王もお妃も別れを惜しむように泣き崩れます。
先程仰天の展開を目の当たりにした町娘も一緒に涙を流しています。


「そして、今日からこの方の元に嫁ぎます!」
『どうも!こんにちは』


そう言ってビシッと現れたのはなんと隣国の王子でした。


『あっ!アルフレッド君!』
『やぁ、ペリック君!招待ありがとう!どう反応して良いか分からなかったけど、

何だか面白かったよ!』


王子と王子は昔からの友人同士でした。


『ヤギエルとはうちの国の市場で会ってね。柄にもなく一目惚れさ(笑)』


そう照れ笑いするアルフレッド王子のなんとも爽やかなこと。
ペリック王子はアルフレッド王子の誠実さも知っておりましたので、

これ以上ヤギエルを追うのは止めようと思いました。


「国王様、こちらの隣国とは同盟関係を結び互いの国力強化に当たった方が良いと思います。調べればこの国の周りでは政権交代のため内乱が起き、その飛び火がいつこの国と隣国に及ぶかわかりません。私が嫁いだら両国にとって有益な同盟になるように尽力致しますわ」


そう言った自信に満ち溢れたヤギエルに国王もお妃も王子ですらも感動し拍手喝采。

 

ヤギエルは家族探しと称してはいましたが、家族は海の底の王国に健在ですので探しても見つかるはずはありません。


実は1人で出掛けている時に密かに国を囲む諸国の情勢を調べていたのでした。

調査をしている最中に民衆に紛れた王子と出会い会話をしているうちに恋仲となったのでした。


と、まぁ、一見自由なヤギエルですが、根底には義理と恩を考え、両国にとってプラスとなるよう考えて対策を練ったヤギエルなりの愛情があったのです。

 


派手に登場した自分の存在がいつの間にか忘れられ、契約のことも屁理屈で丸め込まれ、うやむやにされた感が否めない魔女ですが、拍手喝采の中自分だけ拍手しないというのも気がひけるので渋々拍手を送りました。


そんなこんなで本来の人魚姫の不幸せな結末をガラッと変えたヤギエル。

 

時々海に住む国王や姉たちと海岸で会話を楽しみながら、
今日も今日とて戦略的国益に思いをはせるのでした。

 

「よし、次は国の福祉問題ね」

 

個人の利益より社会全体の利益に情熱をそそぐヤギエルに清き一票をお願いします。

 


めでたしめでたし

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

長かったぁ(笑)

 

そしてヤギエルのセリフ考えてると頭がスパーキン!!

 

次の星座はきっとライトに纏められることでしょう!!

 

ではまた次回ー♡

 

・・・・・・・・・・・・・・

相咲杏光 profile

 

 ■ サイキックリーダー

■ 占星術
■ オーラソーマプラクティショナーLevel3
■ ホリスティックビューティ-アテンダン

 

☆メッセージ☆
幼少期からのサイキック能力が目覚めたのは高校の時でした。
サイキック能力に悩まされるも克服。
その後、己の才能を人に還元する為サイキックリーダーとして活動を始めます。
掲げる理念は、『それぞれが自分の人生に責任を持ち、自分の魂を自分で生きること』
その場凌ぎの言葉は言いません。
真に向き合う気持ちのある方に、真正面からセッションをします。

 

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