◆相咲 杏光ブログ◆進化したい魂たちへ ~Letters from Ako~

サイキックリーダーが本職だが、占星術もお家の風水も美容も健康もと探究心が止まる所を知らない相咲 杏光のお仕事から日常までを幅広く書くブログです。

新訳童話12~もしも主人公が魚座だったら~

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http://t-s-porta.hateblo.jp/entry/2016/10/01/003808

 

 

 

こんにちはん(・ิω・ิ)

 

さて、何か思ったより早くできた童話シリーズ最終回!

 

今回はあの星座しかありません。

 

そうそう、12星座の異次元です。

 

 

それでは偏見と妄想の世界へどうぞ〜☆

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

魚座の星の銀貨

 

 

昔々、ある所に、とてもとても貧しい少女がおりました。

 

少女の名はウオリンといいました。

 

ウオリンはとても心優しく奉仕の精神に溢れ、人や生き物を無条件で愛する天使のような少女でした。

 

 

ウオリンのお父さん、お母さんはウオリンが幼い頃に既に亡くなっておりました。

 

頼れる親戚もなく、住む所も、食べる物も、着る物も有りませんでした。

ウオリンが今着ている服だけがウオリンに残された唯一の物でした。

 

 

ある日、道端で生と死の境が物質的境でないとしたら何処にあるのかと自問自答して、脳内討論大会にトリップしている時でした。

 

『大丈夫かい?』

 

と見知らぬ男性に話しかけられたウオリン。

男性の名はオトメット

 

「・・・・・・・」

『ぇ、、っと、、何をしてるの』

「生と死の境は何処にあるのか、、、もし物質的な物でないとすれば、、人の心や記憶から消えたら、、それが人の本当の死なんじゃないかなって・・・」

『・・・・ぇ、、その年でそ・・・

「って考えてました」

 

 

若干話のリズムが合わないウオリンとオトメット。

 

ウオリンは基本的にいつも意識がトリップしておりますので、相手の会話のテンポと合わないのはデフォルトです。

 

 

「・・・・・・」

『まぁ、君が哲学的な事を考えられるという事はまだ生きている証拠だ、少ないけどこれをあげるよ。おじさんも辛いけど一緒に頑張ろうね』

 

親切なオトメットはひとかけらのパンをくれました。

 

「はい!頑張りましょう!一緒に!

『あ、、、急に元気に、、なったり、、するだね』

 

ウオリンは常に夢現の世界を彷徨っております、どのタイミングで現世スイッチが入るかは本人すら分かりません。

突如生気に満ち始める事は珍しい事ではなく、急に元気になったと思ったら急にボーっとし始めるのもデフォルトです。

 

ちなみに、今のスイッチ所は、

『おじさんも辛いけど一緒に頑張ろう』

“一緒に”反応したのだと思われます。

 

オトメットが去って、一欠片のパンをジーっと見つめるウオリン。

人の親切に触れて心が暖かくなっておりました。

感情の機微が非常に表情に現れにくいのもデフォルトですが、よく見ると微かに頬の筋肉が上がっております。

ウオリンの喜怒哀楽を表情から察するには相当の観察眼が必要ですが、取り敢えず嬉しそうです。

 

 

ウオリンが、ウキウキ(見た目では分からない)と道を歩いているとおなかを空かせた男の人に出会いました。

男の名はウッシンと言いました。

 

 

「・・大丈夫ですか?」

『・・・ぁぁ、お腹が空いていてね、、もう何日も食べてna

「これ食べて下さい」

 

 

ウオリンは何の躊躇いもなく、若干食い気味にウッシンにパンを渡しました。

ウッシンがとても驚いていると、少ないと思われたのかと申し訳なくなり、

 

「ぁ、、少なくてごめんなさい、、」

 

と力なく謝りました。

 

『いや、そんな事はない。君は優しい子なんだね。有難う。これでまた頑張れるよ』

 

ウッシンに笑顔でお礼を言われて、ウオリンの心はまた1つ暖かくなりました。

 

 

ウオリンはまた歩き出しました。

 

 

すると、今度はとても寒がっている子供に出会いました。

子供の名はカーニーと言いました。

 

「あなた・・・寒そうね」

『・・・・・うん。売れる物は全部売ってしまったから、、』

「・・・はい。これをつけて」

 

ウオリンは着けていたフードを被せてあげました。

 

『でも、、君が寒いんじゃない?』

「・・平気。わたし今暖かいから」

『有難う』

 

カーニーがニコッと笑顔でお礼を言うとウオリンの心は更に暖かくなりました。

 

 

ウオリンが歩き出すと、また別の寒がっている子供に出会いました。

子供の名前はスコピー

寒空の下、何も身に付けてはおりませんでした。

 

 

「・・・・こんなに寒いのに、、死んでしまうわ。これを着て」

『・・有難う。でもあなたの着る服が、、』

「まだある。だから大丈夫」

『・・・ありがとう』

 

ウオリンは着ていたワンピースをスコピーに差し出しました。

 

泣きながらお礼をいうスコピーの頭をウオリンは優しく撫でて、また歩き出しました。

不思議です、着る物はなくなっていき、どんどん寒くなる筈なのに、心は暖かいままなのです。

 

辺りが夜の気配を纏い始めた頃。

 

ウオリンはある森の中に辿り着きました。

 

すると、目の前にまた別の子供が現れました。

その子供もまた何も身に付けておりませんでした。

子供の名前はパイシーと言いました。

 

「・・何も身に付けられない位に貧しい世の中なのか、、それとも裸一貫が流行りなのか、、」

 

 

今日一日で何も身に付けていない子供に会ったのが2人目のウオリン。

これが乙女座でしたら、

【ドッキリか?ドッキリなのか?!】

と辺りを警戒し始めるレベルですが、心根が素直で優しすぎるウオリンは疑う頭なんて毛頭ありません。

 

「・・・・・今の流行りなの?」

『ぇ、、なにが??』

 

 

ウオリンは自分の思考と現実の行動が若干チグハグなので、よく主語や文と文の相互性が抜け落ちてしまいます。

案の定、今回も

《何も身に付けていない人に出会ったのはあなたで2人目何だけどそれは今の流行りなの?

というセリフの前部分大半が抜けてしまいました。

何の脈絡もない問いかけにパイシーはキョトーンです。

 

 

「・・服」

『ぁ、ぁあ、、。お母さんもお父さんも死んじゃって、、親戚のおばさんのお家にいたんだけど、病気になって死んじゃったんだ。。どこにも行く所なくて、服はお金になるから売ったんだ、、』

 

ウオリンと似た境遇の子供でした。

その目には寂しさが浮かび、諦めたように眼差しに光が感じられません。

 

 

「・・・る」

『・・ぇ?』

 

 

「わ"か"る"!!.°(ಗдಗ。)°.」

『ぇ、急にそんな、、号泣、、』

 

 

ウオリンの共感スイッチが盛大にオンになってしまったので、パイシーも引くくらいにウオリンは泣きました。

ウオリンはパイシーの肩をバシバシと叩き、ギューっと抱き締めました。

 

おそらく、話を聞いているうちにシンクロする所が見つかり、自分の感情とリンクしてしまったのでしょう。

 

「これ!!これあげるから!!強く生きてこ!!!」

『ぇ、、ぇ、、でも君が何もなくなって、、

「私の事は良いの!!あなたが生きてくれればそれで良いの!!」

 

 

絶賛お助けモードに入ったウオリンを止める事は誰にも出来ません。

ウオリンは半ば強引に唯一残された下着を渡して去って生きました。

 

森の奥、ひらけた原っぱに着いたウオリン。

気づけば着る物も食べる物も失ってしまいました。

 

 

しかし、ウオリンの心は暖かいままでした。

 

人の役に立てた事、人の命に貢献出来た事

 

それがウオリンには何よりのご褒美でした。

 

 

彼女が原っぱの真ん中に立っていると、

空一面の星達がキラキラと強く輝き始めました。

するとどうでしょう、一つ、、また一つと星が降って来たのです。

 

まるで、ウオリンを包む優しい雨のようにパラパラと振り続けます。

 

それは天からウオリンの行いを見ていた

神様からのご褒美だったのです。

 

何も身に付けていなかったウオリンはいつの間にか真新しい洋服を纏っておりました。

驚くウオリンでしたが、目の前に広がる夢の様な景色に大変感動しておりました。

 

「何て綺麗なの、、このままここで死んでも良いなぁ、、」

 

見渡す限り白銀の世界。

暗かった広い原っぱは、まるでそこだけライトに照らされたように光が瞬いております。

夢の様な空想世界が大好きなウオリン。

いっそこのまま死んだら幸せ。と思ってしまいましたが、

 

『それはおやめなさい』

 

と危機感たっぷりに神様に止められてしまいました。

 

やがて、降ってきた星は銀貨となり、その銀貨を広い集めて、ウオリンはいつまでも裕福に暮らしたのでした。

 

 

 

あ、そうそう。

ウオリンは天涯孤独の身でしたが、どうやら今は家族がいるようです。。

 

 

何でも、旅の途中で出会った大切なお友達なのだそうですよ。

ちょっと覗いてみましょうか。。

 

 

『これ、ウオリン!また君はマーキングホリデー(※そこかしこに自分の物を置きっぱなしにする行為)して!』

「・・どこに何があるか大体分かるから大丈夫。安心してオトメット」

『そのセリフは五万と聞いたよ。そう言っていつも探し物のラビリンスから抜けられないのはどこのどいつかな?』

 

 

『オトメット!私のチーズが何処にもないよ!』

『ウッシン。それならさっきパイシーが食べてたよ』

『名前書いたのに!?全くなんて日だ(´;Д;`)』

 

 

『パイシー、、また勝手に食べたの?』

とカーニー。

『ウッシンは食べ物が異様に好きなんだからちゃんと断らなきゃ。私だったらずっと根にもつよ』

とスコピー。

『たまたま名前が見つからなかったの。今は反省してる。ŧ‹”ŧ‹”(●´ㅂ`●)ŧ‹”ŧ‹”』

とパイシー。

 

 

 『ウオリン。この前建てた学校のトイレが壊れたって連絡があったよ』

「・・じゃあまた寄付する。今度は2つ増設できるくらい、、」

 

 

旅の途中で出会った大切な友達とは彼らの事だったんですね。

関わった人はみんな友達

互いに協力したら家族も同然。

そんな慈愛に満ちたウオリンですので銀貨を集めて帰る最中に一緒に暮らそう。と持ちかけたのでしょうね。

 

神様から沢山のご褒美を貰ったウオリン。

独り占めをせずに、恵まれない人や場所へと惜しみなく寄付をしておりました。

そして、寄付をされた人達からまたお礼として豊かな物が返ってきて更に裕福になっていったのです。

 

どうやらオトメットが面倒を見るのに大変そうですが、仲良くやっているようで何よりです。

 

 

めでたしめでたし。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

終わりましたー!

ぃやっっほーーーーーーーーーーーー!!(゚∀゚)o彡゜

 

新訳童話シリーズ最終話、魚座!!

 

読んでくださってた皆様もお疲れ様でした(笑)

 

明日また裏設定更新いたします♡

 

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相咲杏光 profile

 

■ サイキックリーダー

■ 占星術師
■ オーラソーマプラクティショナーLevel3
■ ホリスティックビューティ-アテンダント

 

☆メッセージ☆
幼少期からのサイキック能力が目覚めたのは高校の時でした。
サイキック能力に悩まされるも克服。
その後、己の才能を人に還元する為サイキックリーダーとして活動を始めます。
掲げる理念は、『それぞれが自分の人生に責任を持ち、自分の魂を自分で生きること』
その場凌ぎの言葉は言いません。
真に向き合う気持ちのある方に、真正面からセッションをします。

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